そこにストーリーはあるのか

マーケティングにおいて、大事なのはストーリーというお話をさせていただきます。

売りたいものや、サービスの機能を紹介して興味を持ってもらうよりも
その商品がどのようなストーリーを持っているかどうかを説明したほうが
興味を持ってくれる場合がある。というよりストーリーで商品やサービスを説明したほうが
人は頭の中になんとなく残りやすい(なんとなく印象に残っている状態になる)

例としまして、コナビという業務連絡ツールの商品があったとします。
人は、その機能に興味をもつのもそうですが、
このツールはどんな想いで、どのような経緯でどのような人が絡み
ここに辿り着いているかを聞くと興味がなくても
なんとなく頭に入り、明確に記憶されることになると思う。

単純に機能説明だけでない。そこにどんな想いがあるか。

このツールは、園長先生の想いをくみ上げながら、5年かけてここまでたどり着いたツール。
他ツールより機能が劣る、劣らないに関係なく
施設の長となる人が一番心地よく使えるツールにすることに集中して制作しました。
それにより施設全体のコミュニケーションが統一か配下の従業員も結果として
動きやすくなる。LINEやツイッターのような個々がルーツのコミュニケーションではない
味がでているのはないでしょうか。

もう一つの例としまして、アイティーエムクリエイトという会社があったとします。
この会社は、システム開発の会社ですが
そこには、どんなストーリーが込められているのだろうか。

1999年どこまで
自分の創造物を作り続けて自分の世界を広げることができるのだろうか
という想いからこのサイトを作り始めるところからスタートしました。
(当時は会社にするという発想はまったくありませんでした。)

アイティーエムという文字は、当時ODNのプロバイダ契約のときに、任意のメールアドレスの
作成があり、@より前の文字は自分の好きな文字でしたのでそこにitmと記入したのが
スタートでした。何にも考えていない。伊藤ミュージックみたいな感覚で
itmにしました。
丁度DTMの学校にこれから通ってDTMの技術を身に着けていくといった想いで
付けたんだと思います。そこからこのITMNEWSは更新し続けています。
23年間なので、ぶれぶれの人生が刻まれていますが、ただ大本の柱となるものは
ぶれずに来ています。
創造すること、永続的に残る創造物を作り続けることがミッション。
システムだったり、音楽だったり、多摩かるたのような企画ものだったり。
歩んできた中でプログラミンで物をつくことが得意ということが分かりましたので
ソフトウェア開発を軸に活動をしています。

そこで人に喜んで永続的に習慣の中に組み込まれるものを造れれば
サイコーと思って、日々励んでいます。

といったようにストーリーをそこに載せれば、見込み顧客の心に残りやすく
最近何回か紹介させていただいている「マインドシェア」のひとつかもしれないですね。

マインドシェアとは、人の頭の中に棚があってそこに商品を置いてもらう状態。
リアル店舗などの商売は、路面店や1階、駅前などの物理的な場所が優位でしたが、
今の自体は、SNSやブログなどを使って、自分自身をアピールして皆さんの頭の棚に
おいてもらうようなことが、物理的な優位性に似た、マインド的優位性になるということですね。

そこに置くときに機能の説明もそうですが、このストーリーもセットで伝えると更に
棚に置かれやすくなるということになります。
是非皆さんも、自分自身のアピールでもいいですし、売り込みたい商品、サービスなどに
ストーリーをつけてみてはいかがでしょうか。



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